2024春の新作 柳刃 忠義鍛造 司作 刺身包丁 青紙スーパー 両刃 21cm 210mm 刺身包丁

青紙スーパーはハガネの中で最高峰の鋼材。硬度HRC=67で刃物鋼最高の硬さ、つまり切れ味の良さを誇ります。
タングステンやクロムだけでなく、ステンレス鋼に使用されるモリブデン、バナジウムも添加されており摩耗に対する耐性は他の鋼と比べものになりません。
この硬度なので研ぐ際には時間を要しますが、一旦刃付けを行えば刃が減りにくいため、非常に長く切れ味を保持します。

土佐の職人たちは、刃の背や腰を厚く、刃先は薄くしバランスをとることで、同じ品でも持った感じが軽く、長時間の作業でも疲れにくい刃物に造り上げる「金配り」と「持ち重み」に心を砕きます。
土佐打刃物の熟練した鍛治師の鍛造した青紙スーパーの包丁、しかも一つとして同じ模様の出ない美しいダマスカス模様と武骨な印象を添える黒打仕上げのハーモニーと共にその魅力を存分にお楽しみください。

刃渡り:215mm(両刃) 表記は210mmですが実寸は215mmです
全長:360mm
刃幅:33mm
板厚:3mm
重量:123g
ハンドル材:くるみ柄(右利きの方用にしのぎが入っています)
一丁ずつ手作りですので、多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。

土佐打刃物は、用途によって、寸法や柄の角度を自由な形で造るため、自由鍛造と言われています。土佐打刃物の職人にかかれば、鉄の塊が、瞬く間に希望通りの型になり、プレスで抜く刃物では、とうてい叶えられない高品質な一本が仕上がります。土佐の職人たちは、「金配り」に心を砕き、「持ち重み」を意識しています。これは刃の背や腰を厚く、刃先は薄くしバランスをとることで、同じ品でも持った感じが軽く、長時間の作業でも疲れにくい刃物に造り上げることです。一人の職人が鍛接から鍛造、焼き入れ、刃付け、柄付けまでを一貫して行うため、切れ味がよく、耐久性がある高品質な包丁を比較的安価で提供することが可能になります。そのため業務用に重宝されてきた土佐打刃物は今、海外からの注文も多く、数ヶ月待ちの人気商品です。